家族に贈る年賀状

　普段手紙なんて絶対書かないうちの主人。今までに一度だけ手紙を書いてくれたことがあります。結婚式を軽井沢で挙げた私たち。式は親族のみで行ったため、今度は地元にて1.5次会という形で、会社の方から友人まで幅広い方々にご参列いただきました。前日の打ち合わせでは、何も言ってなかったのに、式中にサプライズで手紙を読んでくれました。聞くところによると、毎晩私が寝た後に頭を悩ませて書いてくれたとのこと。普段からとても仲良しな私たちですが、好きだとか、こういうところに惹かれたんだとか、全く話しないんです笑。恥ずかしがり屋の主人がみんなの前で日々の感謝と好きの気持ちを語ってくれたことが本当にうれしかったことを覚えています。さらに、そのあとお姫様抱っこもしてくれて、みんなからも祝福してもらえて、本当に素敵な思いでです。

この手紙を貰ってから、年賀状も主人宛て、私宛に送り合うようになりました(笑)ちょっと変な夫婦ですよね。でも口では言いにくいことも、文章だと素直に書けたりするので、1年に1度、年賀状で思いを津合え会うっていう楽しみが今も続いています。

結婚と結婚相手の転勤で長年住んだ土地から、遠く離れた地で新婚生活を始めることになりました。

そんな自分に、見送りの年に妹がくれた年賀状がとても思い出に残っています。

妹は近所に嫁ぎ、実家に頻繁に帰れる立場だったたため、知り合いの居ない地に行く私のことをとても心配してくれたようです。

年賀状の中には主人に対し「姉をよろしく。大事にしないと許さないぞ」と、彼女にしては珍しく攻撃的なセリフが書いてあって、元々仲の良い姉妹ではありましたが、彼女も私のことを大事に思ってくれていたのだと、とても嬉しく思いました。

メールでお礼を返してしまいましたが、いつか私も彼女の大事な日に、手紙を書いて送りたいと思っています。

妹ではありますが、私よりも早く結婚、出産を経験している彼女は人生においては先輩なので、中々手紙を送れないのが残念な所です。そんな妹とも年賀状のやりとりだけで、数年に1度しか会えなくなったのが寂しいのですが。　子供と一緒の写真付き年賀状を見るたびにホッとして懐かしい気持ちになるのです。

ですから、結婚した年から今まで届いた年賀状は、処分せずに大切に取っています。

 

家族あての年賀状は、普段言えないことを手紙のように書きつづれる良い機会ですね！お金をかけず、コンビニで1枚年賀状を買ってその場で書いて出すっていうことも気軽にできるのがはがきの良いところです。1年を振り返るタイミングで家族あてに年賀状を書いてみてはいかがですか？

我が家では年賀状ではないですが、旅先のセブンイレブンではがきを買って、旅先の絵を描いて家族に送るということをしています。子供の祖父母宛てにハガキを出したがるので良い習慣ができてよかったと思います。どんなに田舎に行ってもセブンイレブンだけはどこにでもあるのでよく使いますね。

≫セブンイレブンで買える年賀状